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宮崎監督、スタジオジブリと同時代にいられた幸せ [日記]

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うちのこどももジブリ映画大好きで、
毎日のようにトトロをみていますが、
ついに宮崎監督が引退を表明してしまいましたね。

引退会見の中でいい言葉がいっぱい出てきたんですけども、
中でも「かっけー」と思ったのは、

「私は文化人ではありません。町工場のオヤジです」

ってやつ。

詳しくは分からないんですけど、絵コンテで映画を作っていく
宮崎監督のやり方ってのは宮崎監督でしか出来ないような
すごい手法らしくて、そんでもって絵コンテなわけですから
すごい枚数の絵を描くわけですよね。

つまり現役のアニメーターでもあるわけで、
まさに「職人」て言葉がよく似合う人で、
そんな人が「町工場のオヤジ」っていうのはもう似合いすぎる。

あれだけ世界的に評価されて、
「巨匠」っていう表現だってよく似合う人が
自分をそうやって表現するのはシビレますねぇ。

本場のアカデミー賞の選考委員も何度か誘われたのに、

「創作活動に専念したい」

というこれまた職人バリバリな理由で断っている。

逆に言えば、そこまで作品に没頭しないとあれだけのものを
30年以上もの間生み出し続けるってのは出来ないことなんでしょうね。

それにしても、盟友である鈴木プロデューサー含めて、
あの肩に力のはいっていない、
それでいて一本ぴしっと筋がとおった、
和やかでありつつ、ひとつひとつの発言に重みのある会見の雰囲気、
たまらなくよかったですね。

1時間半ほどある会見のノーカット動画、
それこそ映画を見るようにあっという間に見終わってしまいました。

もう長編映画は作らない、時代は終わったと明言されたことは
寂しい限りではありますが、これからまだまだやりたいことが
あるそうなんで、それを楽しみにすることにします。

日本に宮崎監督がいたこと、スタジオジブリがあったこと、
そして同時代に自分がいられたこと、
これを本当に幸運だったと思います。



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