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中秋の名月と絵本の家と竹取物語 [日記]

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IMG_2329.JPG

つよしです。

今晩は中秋の名月ということで、
軽くですが家族でお月見しました。
庭のちょっとしたテーブルでお団子食べて。

でも、住宅街なんで家と家の間から見えるお月様ということで
風流的にはやや欠けるって感じでしょうか。

去年は国立天文台敷地内にある「三鷹市星と森と絵本の家」の
「中秋の名月お月見会」に行ったんですが、あえなく台風が
来ていてお月見は中止。

でもこの絵本の家、古民家を改造して作ったもので、
すごく懐かしくていい感じです。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/ehon/

本棚から絵本をとってきて家の好きな場所で読めますし、
お庭には竹馬だとか竹とんぼだとか、あるいは自分も
知らないような昭和30年代頃と思われる遊具がいっぱい
置いてあり、こどもたちを遊ばせるには事欠きません。

絵本の読み聞かせ会なんかもやっているので、
東京近辺にお住まいでお子さんがいらっしゃって、
ちょっと遊び場所がマンネリ化してきた方にはかなりお勧めです。


で、今年はお家での中秋の名月鑑賞会。

「中秋」とはそのまま「秋の中日」の意味で陰暦8月15日、
つまり今くらいってことですね。この時期収穫された里芋を
供えるので「芋名月」と呼ぶこともあるようです。

満月は基本的には毎月観られるのですが、中秋である秋分は
太陽と月の角度的にもっとも月の鑑賞に適していて、古くは
平安時代から貴族の間では宴をする風習があったようです。
しかも月は直接見ないで杯や池に映った月を見て楽しんだらしく、
なかなかオツですな、貴族さんのやることは。

この平成の世でも我が家で月見をしていることを考えると、
文化が続いていくってすごいことですね。

月をマジマジと見ているとなんだかすごく幻想的な気分になるのですが、
同時に思い出すのが『竹取物語』。ご存知かぐや姫です。

日本最古の物語で作者不詳、かなり謎めいておりますが、
あの月を眺めていて、あそこからお姫様がやってくるという
超SF的発想を1000年以上も前に思いついたのは、
よくよく考えるとすごいことだと思います。
ようするに『E.T.』ですからね。

人類はついに月まで行っちゃいましたけれども、
どれだけ科学の手が伸びようとも
そういう豊かな想像力は失いたくないですね。

できれば月を観ながら子どもたちと夢のある話を。




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